実家のキッチン・食器の片付け、何を残す?
実家のキッチンは食器も器具もぎっしり。来客用や"いつか使う"物が眠りがち。今の暮らしに必要な分だけ残す仕分けと、食器・刃物の手放し方をまとめました。

キッチンは「使う分だけ」に戻すのが基本
長年の実家のキッチンには、食器も調理器具もぎっしり。来客用や”いつか使う”物が眠りがちです。今の暮らしに必要な分だけを残す発想で片付けましょう。
残す・手放すの目安
- 普段使う食器・鍋は残す
- 何年も使っていない来客用・重複品は見直し
- 欠け・ひび・焦げついた物は手放す
手放し方
- 状態の良い食器は寄付・リユース・譲渡
- 陶器・ガラスは割れ物として自治体ルールで処分
- 包丁・刃物は新聞などで包み、指定に従って処分
まず「一軍」だけを残す
食器は数が多いので、一つずつ「要る/要らない」を判断すると必ず途中で止まります。逆にしてください。普段使っている物だけを先に取り出し、残り全部を候補にするという進め方です。
| 種類 | 残す目安 | 考え方 |
|---|---|---|
| 茶碗・汁椀 | 住む人数+来客2組分 | 毎日使う物は状態のよいものを |
| 皿 | 大中小を各4〜6枚 | 柄がそろっていなくても実用上は困らない |
| 湯呑み・コップ | 6個程度 | 景品や記念品が大量に眠っていることが多い |
| 鍋・フライパン | 大小2〜3個 | 重い鉄鍋は高齢の親には扱いにくい |
| 来客用の食器 | 1セットだけ | 使わないまま20年、が典型的 |
| 保存容器 | ふたが合う物だけ | ふたの行方不明が非常に多い |
実家のキッチンで必ず出てくるのが、引き出物の食器と、景品の湯呑みです。箱に入ったまま押し入れにある物は、これまで使われなかった時点で、これからも使われません。
親がまだ住んでいる場合は、勝手に減らさない
ここが最大の注意点です。キッチンは親にとっての仕事場で、道具の配置には理由があります。良かれと思って整理すると、「物が無くなった」「使いにくくなった」となり、片付け全体が止まります。
一緒に進めるなら、この順が受け入れられやすいです。
- 期限切れの食品・調味料から。これは反対されません
- 次に欠けた食器、焦げついた鍋。危ないから、という理由が通ります
- そのあと重複している物。「同じのが3つあるね」と数を見せる
- 最後に使っていない来客用。ここは急がない
高いところの物を下ろす、重い鍋を軽い物に替える、といった安全のための入れ替えとして提案すると、話が進みやすくなります。
手放し方と、処分の注意
| もの | 方法 | 注意 |
|---|---|---|
| 状態のよい食器 | リユース団体、フリマ、知人へ | 箱付き・未使用のブランド物は値がつくことも |
| 普通の食器 | 自治体の区分に従う | 「陶器・ガラス・金属」の日が別のことが多い |
| 包丁・刃物 | 新聞紙で包み「キケン」と明記 | 収集の方が怪我をします。必ず表示を |
| 鍋・やかん | 金属として資源に出せる自治体も | 取っ手が樹脂の物は分別が必要な場合あり |
| 使いかけの油 | 凝固剤か布に吸わせて燃えるごみへ | 流しに捨てない |
| 電子レンジ・炊飯器 | 小型家電の回収か粗大ごみ | 自治体により扱いが違う |
食器は重さがすごいので、大きな袋にまとめると持ち上がりません。小さめの袋に分けて、二重にしてください。段ボールに詰めると底が抜けます。
よくある質問
Q. 未使用の引き出物、売れますか
有名ブランドで箱と保証書がそろっていれば値がつくことがあります。ただ、無名の食器セットはほぼ値がつきません。手間を考えると、リユース団体や地域の掲示板のほうが早く片付きます。
Q. 大量にあって、収集日に出しきれません
陶器・ガラスは1回に出せる量が決まっている自治体があります。クリーンセンターへ直接持ち込むと一度で済みます。→ 実家の片付けで出た大量のごみ、どう出す?
Q. 期限切れの調味料や乾物が大量にあります
中身と容器を分ける必要があります。→ 使わない食品・調味料・薬の処分の注意点
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